2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「弁当の日」に込められた思い4

戦後の貧しい時代に育った世代にとっては、高度経済成長はまぶしく映ったことでしょう。いい大学に進み、いい就職をする。それが、わが子にとって、幸せな人生を約束するものに見えたのも分かります。ただ、「学力重視」に家庭も学校も熱心になった結果、 子…

「弁当の日」に込められた思い3

子どもたちをかわいいと思えば思うほど、「守ってやらなきゃ」 「傷つけたくない」 「成功体験を積ませたい」という気持ちになる大人が多いかもしれません。大人は、とても心配性なのです。 しかし、子どもたちは失敗から学びます。 悔しさがあってこそ、リ…

「弁当の日」に込められた思い2

香川県の滝宮小学校で2001年10月に産声を上げた「弁当の日」。同小では、 ・5、6年生だけの実践(家庭科で、調理の基本や献立の決め方を教えるため) ・やるのは月に1回、年5回 ・親は決して手伝わない。献立、買い出し、調理、箱詰め、片づけまで…

「弁当の日」に込められた思い1

香川県の1小学校校長だった竹下和男さんが、周囲に”ほとんど相談なく”「弁当の日」やります宣言をしたのは、 2001年春でした。さて、そこには、どんな思いが込められていたのか。一言では言い切れないほど、広い問題意識と、子どもを真剣に見守るまなざ…

6/5 竹下先生の話を本当に5時間聞いてみよう会@福岡

竹下先生の話を本当に5時間聞いてみよう会 −前代未聞の『弁当の日』セミナー−全国に広がる『弁当の日』。 その創始者の竹下和男先生の講演は何度聞いても感動的です。 竹下先生は講演の冒頭によくこう言います。 「私の話がすべて聞きたかったら8時間講演…

5/24 竹下さん講演@埼玉

詳細はここをクリック!「親は決して手伝わないでください」で始めた「弁当の日」。 校長先生は子どもたちにこんなメッセージを送りました。食事を作ることの大変さが分かり、家族を有り難く思った人は優しい人です。 自分が作った料理を喜んで食べる家族を…

【応用編】低学年でも、1クラスからでもできる方法とは?

「弁当の日」って、すごくいい取り組みだよね。 でも、自分には無理。 だって、給食を止めるなんて校長じゃないとできないから。 できない理由はすぐに、いくつでも思いつくもの。 しかし、「できる方法」を考えるのが「弁当の日」応援団。 当時小学3年生の…

お花見「弁当の日」は大盛況でした! 

毎日新聞の記者さんが、特大リポートを載せてくれました。 ここをクリック 特集ワイド:命に気づく「弁当の日」 人と人+人と自然+体と心 - 毎日jp(毎日新聞)