☆教師や保護者が余分に弁当をつくってあげるのは「えこひいき」?

 
[想]想定外の学び
比良末道一さんにパネルディスカッションで、いい質問が!? ※ブログから♪

約1ヶ月前。10月30日。
PTA九州ブロック大会分科会で、私は食育活動事例報告者として登壇した。
最初の登壇者として“弁当の日”の背景と効果について20分で紹介し、その後、2人の司会者と4人の登壇者とで40分間のパネルディスカッション。目の前には600人の聴衆。

「いろんな家庭事情の子が居るから学校での“弁当の日”の実施は難しいのではないでしょうか?」

以前に書いた記事(http://d.hatena.ne.jp/mich_katz/20100706)を思い出しながら、この質問に対して私はできるだけ丁寧に答えた。

「かわいそうな子をそのままにしておくことは、問題を先延ばしにしているだけではないでしょうか」。
具体例を示したりスライドショーを見せたりしながら解決策を紹介した。

「例えば、先生やPTA会長さんが生徒の分まで弁当を作ってきた例もありました。施設から通う子どもたちのために、早朝、家庭科室を解放して弁当を作らせた学校もありました。そこには、やれない理由でなく、できる方法を考える大人たちがいました」。

会場を包む雰囲気が少し変わった。私は手応えを感じていた。
しかし、意表をつく質問が飛び出した。

「それを“えこひいき”と言われたらどうするのですか?」

私も含め、登壇者たちが、一瞬、言葉を失った。(スリリングですねえ。続きはこちら「旬のもの」by mich.katz




☆10月23日
島根県の西南中学校さん、おめでとうございます!
島根県の西南中学校の“弁当の日”を中心にした食育活動の取り組みが島根県の「優れた教育活動」に選ばれて県から表彰されることになりました。

それを聞いての、竹下和男さんのコメント
「何かに応募して賞をいただくことは、謙虚さを求められる教育界では優先順位が低いのです。ましてや表彰対象が自分となるとほとんど意欲がなくなる。
しかし、いいことを広めようとしても、新しい感覚で動かないと、社会は動かない。
(2003年、竹下さんが校長だった香川県の滝宮学校が“弁当の日”の実践で「地域に根ざした食育コンクール」農林水産大臣賞を受賞したことについて)
コンクール応募の動機は、「日本社会を変える」といった感覚が私の根底にあるということです。それなりの反響がその都度ありました」


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☆「応募方式」の弁当の日@富山

☆子どもがつくるお弁当展
募集内容:
1人分のお弁当 
小学1〜2年生:親子でつくる創作おにぎり部門
  3〜4年生:自分でつくる創作おにぎり部門
  5〜6年生:自分でつくる創作弁当部門

応募方法:応募用紙↓に、できあがり写真を添付して、各学年の担当先生に提出。

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当日の様子は、こんな感じです。

「PTAが本気になれば、いろんなやり方がある」BY 佐藤弘さん


☆キャラクターを作った中学校も!
HPに、岐阜市立岐阜西中学校のPTAさんより、情報が寄せられました♪ (送ってくださった方、ありがとうございます)

楽しんでやることは、とてもすてきですね!

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こんにちは
本日10月18日、私どもの中学校で「弁当の日」を実施しました

6月に竹下先生の講演会を開催し、今日の日を迎えるために準備をしてきました

私どもの学校では「弁当の日」を「満福の日」と命名し、
弁当作りを通して、全ての生徒と親の心とお腹が満たされ、幸福でありますようにとの
願いを込めています
また、キャラクターも決定(下に添付)しています

「満福の日」当日は、教育実習生の初日でしたが、全員手作りのお弁当を持っての実習初日でした

次回は3学期に予定しています。とにかく長く続ける事が大切だと思っています。実施するたびに検証しながら進めて行きたいと思っています