九州大・比良松道一さんより島根講演の報告です。

九州大・比良松道一さんより島根講演の報告です。

7月3日(日)は、佐藤弘さんの指令を受けて、島根県益田市の小野中学校校区で食育講演でした。

朝食時、ホテルで山陰中央新報を読んでいたら、竹下先生の顔写真とどこかで見たことある子どもたちの写真を発見。

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職員朝礼で竹下先生から「今日は頑張ってきなさい」と激励されたような気分でホテルを出ました(笑)。

講演会場は、益田市から10km、美しい浜辺に面する人口3000人ほどの小野地区の公民館。

毎年、小中PTA合同で外部講師を招いて研修会を実施しているそうです。

部屋に入りきれないほどの人が集まってくださいました。

もっとも感激したのは、

会場に並べられた座席の前三列に、

地元、小野中学校の生徒たちが座っていたことです。

最初は参加を予定していなかったそうですが、

今回の企画の窓口になってくださった養護教諭の若槻先生が、

「人生が変わるかもしれないから」と声をかけてくださり、

その結果、当日のクラブ活動を中止して生徒全員が参加してくれたとのことでした。

それから参加者に男性(父親)が多かったことも印象的でした。

地域住民の学校への関わりの深さを感じました。

そういう会場の様子を見て、私もたいへん力が入りました。

その熱意を無にしてはならないと、

九大で実施している「いのちの授業」を再現しながら、

「料理ができる人になって、たくさんの人から憧れられる高校生、大学生、大人になってください」

というメッセージを全力で中学生たちに投げかけました。

終了後、

企画者の若槻先生が、今度は益田市内の高校生にも聞かせたいとおっしゃっていました。

食卓の向こう側講師の誰かに益田市の学校から再び声がかかるかもしれません。

小学校と中学校のPTA会長は「今年中に「弁当の日」をやろう」と意気込んでおられました。

弁当の日実践校の増加に貢献できたかもしれません。

小さな会場にも関わらず持ち込んだ本が飛ぶように売れました。

もちろん「農は天地有情」も。

佐藤ひろしさんの給料と印税収入に少し貢献できたかもしれません(笑)。

以上、任務完了の報告でした。

今週は木曜から日曜まで岐阜〜岩手〜長崎遠征。

いってきます。

 平松さんの講演予定はこちらで

      ↓

    「旬のもの」by mich.katz


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朝日新聞岐阜県版「asahi.com」に岐阜県の弁当の日の活動が掲載されました

県内小中学校で広がる「弁当の日」親子の会話増えた2011年5月3日

机の上には色とりどりの弁当が並んだ=いずれも岐阜市の岐阜西中学校

「うん、おいしい」。生徒たちは持ち寄った手作りの弁当をほおばった=岐阜市の岐阜西中学校

 子どもが自宅で作った弁当を、お昼に学校で食べる「弁当の日」。子どもと親と学校を結ぼうとするそんな取り組みが、岐阜県内の小中学校でも広がっている。

 2日午後0時20分ごろ。岐阜市立岐阜西中学校では生徒たちがかばんの中から弁当箱をとりだして、机の上に並べ始めた。

 「うまそうじゃん。本当に自分で作ったの?」

 卵焼き、トマト、ブロッコリーにウインナー。2年生の佐藤優君(14)の彩り豊かな弁当をみて、別の生徒が思わず声を上げた。佐藤君は照れくさそうにおにぎりをほおばった。

 普段は料理を全くしないという佐藤君はこの日、朝6時に起きて弁当を作った。母親に教わったという卵焼きはなかなかの出来。「(母親の)料理の知識にびっくりした。たまに作るのも楽しい」と話した。

 いつも給食の同中では、昨年から学期に1度、弁当の日を採り入れた。大槻治雄校長は「親も含めて全校を巻き込めるいい取り組み」と好意的だ。3年生担当の服部哲也教諭は「生徒の意外な一面が見える。早起きして慣れない弁当を作るのは大変ですが」。

 「弁当の日」は、親子が一緒に過ごす時間を増やそうと、2001年に香川県の小学校で始まった。決まりは、子どもが1人で献立を作って買い物をし、調理すること。「子どもとの会話が増えた」「食べ残しがなくなった」と、取り組みは45都道府県で700校以上にまで広がった。

 県内でも09年から始まり、今では全国で5番目に多い34の小中学校が採り入れている。「親の理解が得られず弁当が作れない生徒もいる」という意見もあるが、全国的には早朝に家庭科室を開放して対応する学校もある。

 同中PTA役員の岩間尚子さんは、部活ばかりですれ違いだった当時中3の次男との会話が増えたという。「手間がかかるんだね」と、兄弟も家事を手伝うようになったという。「弁当を通じて、家でも学校でも会話が増える。もっと広がって欲しい」と話していた。(贄川俊)

    ◇

 弁当の日の普及を目指す岐阜市の団体「『弁当の日』応援団・ぎふ」は、JR岐阜駅内にあるハートフルスクエアーGでパネル展を開いている。実践している同市や瑞穂市の小中学校10校の取り組みや、生徒たちの感想などを展示している。無料で、14日まで。

 6月26日には、弁当の日のシンポジウムが可児市文化創造センターである。可児市の団体「可児ここプロジェクト」が主催し、取り組みを始めた香川県の元中学校長竹下和男さんなどが講演する。午後0時半からで参加費は500円。問い合わせは渡辺さん(090・4441・1420)へ。

6月26日(日)

   ひろがれ『弁当の日』シンポジウムin可児

      〜『弁当の日』を経験した子どもに起きる6つの奇跡〜

『弁当の日』から生まれる親子・地域の絆、感謝・敬う心、食の大切さ、命の尊さ、生きる力。

『弁当の日』応援団の3講師をお招きし、その極意を講演していただきます。

また、講演前には、参加者が一品作ったものを持ち寄ってお弁当のみせあっこをする『一品持ち寄り弁当の日』を開催します。

【とき】2011年6月26日(日)

 12:30〜15:45(開場12:00)

 ※一品持ち寄り弁当の日参加の方は10:30〜(開場10:00)

【会場】可児市文化創造センターala・主劇場

【申込】

 <<参加費>>500円 

  ※未就学児無料・座席が必要な場合は有料   

  

 <<申込方法>>こちらをご覧ください ↓

  http://gifubentounohi.web.fc2.com/entry.html:title=gifubentounohi.web.fc2.com/entry.html 

   ※一品持ち寄り弁当の日は先着100名です

【主催】可児ここプロジェクト 

【共催】「弁当の日」応援団・ぎふ たじみハナミズキプロジェクト

【問合せ先】可児ここプロジェクト 渡邉          

                 kanicoco2010@yahoo.co.jp

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