弁当作りは「栄養バランス」が大変!?

大人が子どもたちのお弁当を作らねばならなくなったとき。


「献立の栄養バランスを決めるのが難しい」
「野菜もなんとか食べさせないと・・・」


などなど、内容について「凝らなくてはならない」というプレッシャーを感じる人も多いはず。



でも、子どもたちの体のことを考えたとき、
こうした「いろんなおかずを入れなければ・・・!!」などと、考えなくていいというのが、
”粗食のすすめ”で知られる管理栄養士・幕内秀夫さんです。



子どもが食べるべきものは、「おかず」より「ごはん」!!
特に、苦手な野菜を食べさせようとするほど、マヨネーズ、ケチャップ、ソースといった濃い味付けで”ごまかす”ことになりやすい。その濃い味付けに含まれる砂糖や油の取り過ぎこそ、今の子どもたちを病気にしている元凶だと、幕内さんは主張します。



つまり。



子どもが自分で弁当を作るときだって、ご飯が半分以上入っていたっていいんです。
しかも、白ご飯でいいんです。
「小学生には弁当作りは難しいんじゃない?」と”石橋を叩いて、成長の芽を摘む”のではなく、
おにぎりでもいいから、手づくりに自由に挑戦させてみる。


それが、子どもたちの体を健康にし、
さらには、感性をはぐくみ、家族同士の会話のきっかけになり、将来の可能性もうんと広げる糸口になるはず。



弁当作りを難しく考えて足踏みしてしまう「大人」たちにこそ、
この幕内さんの著書「なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?」(西日本新聞社、税込み840円)を読んで、
ぜひ、心軽く「弁当の日」にチャレンジしてほしいと思います(●⌒∇⌒●)

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